FC2ブログ

ながいも

ながいも

ヤマノイモ科 ヤマノイモ属

縄文後期に栽培されていた
独特のぬめりと粘りの根菜

「ながいも」の原産地は東アジア温帯地帯です。
中国では紀元前2000年頃に薬用として用いられたとの記録があり、
かなり古くから人間に利用されていたことがうかがえます。
日本への渡来は明らかにされていませんが、中国から朝鮮を経て伝来し、
縄文後期にはすでに栽培されていたといわれています。
なお、ながいも等の名称は、流通や植物分類などで混乱しています。
農林水産統計では、日本で採れる「ながいも」、「じねんじょ(自然薯)」と
「だいじょ(大薯)」をあわせて「やまのいも」として扱っています。
一方、植物の分類上は、それぞれ「ナガイモ」と「ヤマノイモ」、
「ダイショ」が対応し別種のものです。
また、「ナガイモ」(「ヤマイモ」あるいは「ヤマノイモ」と記載されている
場合もあります)の中には、その形状により、長形種のながいも(群)、
扁形種のいちょういも(群)、塊茎種のつくねいも(群)があります。
ながいもは、つる性の多年生草本で、葉柄は三角形で先が尖っています。
雌雄異株で、雌株は非常に稀です。
雌雄とも穂状に花器をつけ、色は雌雄とも乳白色の花びらです。
いもは根が変形したものではなく、茎が変形した
塊茎(担根体とも呼ばれ、茎と根の中間的な性格を持っています)で、
1年ごとに新いもを形成して更新していきます。
成育適温は17℃~25℃と比較的高温性作物です。
種いもからの萌芽の際は10℃以上の地温が必要となります。

◎選び方
まっすぐで、曲がりがない
肌に張りがあり、なめらかである
表皮の色は、やや賛色味がかり、てりがある
切り口が白い
鮮度のよいものは、ひげ根が残っている

◎保存方法
比較的日持ちします。1本丸ごとの場合は、新聞紙で包み
冷暗所に置きます。
切った場合は、切り口をラップで密閉し、冷蔵庫の野菜室へ入れます。
とろろにした場合は、冷凍用の容器に入れ冷凍保存します。

◎品種
●ながいも
「十勝系選抜」1本重800g~1,000g位で、首の長さは短い。
粘度は中位で、肌の白さ、なめらかさ良好。
「タ張選抜」1本重1,000g位で、首の長さは短い。
粘度はやや強く、外観品質はやや劣る。
●いちょういも
関西地方で多く栽培。
扇形に下部で広がった根形。
粘度が高く、とろろに最適。
●つくねいも
関西・中国地方で栽培。
げんこつの形。
やまいも類の中では最も粘度が高い。
●じねんじょ(自然薯)
本来は山野に自生。
ながいもに比べ、水分が少なく粘度が極めて高い。

続きを読む

スポンサーサイト



プロフィール

エゾリス

Author:エゾリス
北海道苫小牧市在住

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
米 (8)
アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク