FC2ブログ

ホッカイエビ

ホッカイエビ

ホッカイエビ

タラバエビ科 タラバエビ属

生時は緑褐色の地色に、黄色か白色の縦じまが入っており、
体長は約13cmに達します。
岩手県、青森県、北海道、国後島、サハリン、朝鮮半島東岸の
内湾に分布し、水深1m~6mの砂泥底で、藻場に生息します。
北海道では主に太平洋とオホーツク海沿岸に分布し、道東の
野付湾、サロマ湖、能取湖などに多く生息しています。
近年の漁獲量は産地が限られているために少なく、200t台の
水準で毎年推移しています。
野付湾では、帆舟で網を引く「打瀬網漁」が行われます。
ほかはエビかご漁業が主流ですが、厚岸湾では引き網漁業も
行われています。
野付湾やサロマ湖などでは漁獲許容量を設け、隻数、期間を定めた
操業が行われています。


◎ホッカイエビを守る、海のゆりかこ「アマモ」

野付半島・尾岱沼の青い海に浮かぶ、白い帆の打瀬船。
風を使ってホッカイエビの群れを追う打瀬網漁の情景は、
その情緒的な雰囲気から初夏の風物詩となっています。
別海町では、観光名所として、また主要な資源として
ホッカイエビを守り育てる取組を行っています。
海にもホッカイエビを守っているものがあります。
別名「竜宮の乙姫の元結いの切りはずし」
と呼ばれる「アマモ」です。
アマモとは、海岸近くの浅い海(水深約1m~3m)に群生し、
花を咲かせる顕花植物に属する海草のことです。
コンブなどのように、花は咲かず胞子で繁殖する隠花植物に
属する海藻とは違います。
古くは海水を含ませて塩を取るための「藻塩草(もしおぐさ)」
として使われていました。
このアマモの生い茂るところ(アマモ場)が、ホッカイエビなど
多くの海産動物の産卵場や保育場となります。
「海のゆりかご」、「稚魚のゆりかご」と呼ばれている由縁です。
落ち葉と同じように、枯れた葉が分解することで、海への
栄養供給源となっています。
野付湾では、初夏になるとアマモの花が咲き、陸上植物と
同様に種子ができます。
アマモ場内での繁殖は地下茎による栄養繁殖が多く、裸地に
なった場所にもこの種子の発芽によって繁殖します。
かつて、津波で流失したアマモ場も短期間で回復したのも、
種子の発芽が重要な役割を果たしていると考えられています。
スポンサーサイト



トヤマエビ

トヤマエビ

タラバエビ科 タラバエビ属

寿司ネタとして人気があり、地方では「ボタンエビ」と呼ばれている。
生時の体色は黄~緑の褐色で腹部に横じまがあります。
頭胸甲の背面が著しく隆起し、額角は甲長の1.5倍ほどで、
体長は17cm前後になります。
日本海側では福井県から北海道、朝鮮半島東岸、沿海州、
サハリン、太平洋側では北海道東南岸、またオホーツク海、
べ一リング海など、北太平洋に広く分布します。
浅海性のホッカイエビ漁を除くと、
北海道のエビ漁業のはじまりは噴火湾でのトヤマエビ漁業です。
1902年(明治35)~1903(明治36)頃、
砂原沖で手繰り網を用いて漁獲されました。
なお、トヤマエビもゆでると独特の甘さが消えてしまいます。

ホッコクアカエビ

甘エビ

タラバエビ科 タラバエビ属

体色は鮮やかな赤紅色。
額角(額部のとがった角)は甲長の1.5倍よりも長く、
体長は13cm前後になります。
富山湾から北海道、朝鮮半島東岸、オホーツク海、
べ一リング海からカナダ西岸、
グリーンランドからカナダ東岸に広く分布します。
北海道では道西日本海、噴火湾、道東太平洋、
オホーツク海に分布します。
トヤマエビやホッカイエビと同様、雌雄同体です。
ホッコクアカエビは、甘みの主成分であるグリシンが、
クルマエビやテナガエビよりも多く含まれています。
漁獲直後の甘みは弱いですが、やや時問が経過すると、
殻の透明感がなくなるとともに甘さが増してきます。
加熱すると甘さがなくなり、歯ごたえも失われます。

エビ

えび

人気を分ける3種のエビ

北海道でとれる「エビ」は、深い海域で漁獲される「ホッコクアカエビ」、
水深100m~400mの層で漁獲される「トヤマエビ」、
道東・道北の限定された漁場で短い期間漁獲される「ホッカイエビ」の
3種が代表格です。
ホッコクアカエビは市場では甘エビ、ナンバンエビの通称で呼ばれ、
北海道で漁獲されたホッコクアカエビの多くが生鮮のまま
東京や北陸方面に出荷されています。
トヤマエビは、ボタンエビという名で取引されることが多いものの、
ボタンエビとは違う種です。
外見がよく似ており、いずれも生食に向く甘みが強いエビであるため、
市場で区別されることはあまりないようです。
ホッカイエビは、ホッカイシマエビという名で広く知られ、
加熱すると鮮やかな赤に白の縦じまとなります。
北海道ではこの他にも、トヤマエビと外見がよく似た、
「ヒゴロモエビ」という種類が漁獲されます。
一般では「ブドウエビ」と呼ばれ道東太平洋が主な漁場ですが、
年問の漁獲量は数十tと大変少なく、一部では「幻のエビ」と呼ばれます。

◎選び方
殻がかたく、身が透明なものがよい

◎保存方法
エビは鮮度落ちが早く腐敗しやすいため、生のものを購入する際は
出来るだけ食べきれる分にしましょう。
また冷凍ものは、一旦解凍すると細菌が繁殖しやすいため、
再冷凍は絶対に避けましょう。

◎魚種
●ホッコクアカエビ
一般的に「甘エビ」、「ナンバンエビ」として知られる、小型のエビ。
地方名を「アマエビ」という。
●トヤマエビ
寿司ネタとして人気があり、地方では「ボタンエビ」と呼ばれている。
●ホッカイエビ
地方名「ホッカイシマエビ」の名で流通され、
初夏の道東の名物として知られている。

続きを読む

プロフィール

エゾリス

Author:エゾリス
北海道苫小牧市在住

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
米 (8)
アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク