FC2ブログ

かぶ

かぶ

アブラナ科 アブラナ属

江戸時代から救荒食物として珍重された野菜

ツケナと近縁である「かぶ」の原産地は、地中海沿岸といわれていますが、
日本にも自生のかぶがあり、和種系ものは他国のかぶと形態的に異なり、
日本は二次的な原産地といえます。
日本への渡来は明らかではありませんが、最も古い野菜の1つで
「日本書紀」(8世紀)にも記載されています。
また、江戸時代には、飢饉の際の救荒食物として栽培が奨励されたと
いう記述が残されています。
本来は2年生草本ですが、品種分化により1年生も多いのが特性です。
食用の部分は直根(胚軸およぴ主根)で、形は球形、円錐形、紡錘形等と多様です。
葉は短縮した茎に密生して付き、一定の葉序で出てきます。
花芽分化は、種子が一定温度以下で促進され、その後の高温・長日により
抽台が促進されます。
冷涼な気候を好み、成育適温は15℃~20℃と低く低温にはよく耐えます。
高温時には根の肥大が劣り、「す」入りの進行も早くなります。
成育日数は40日~60日と比較的短いといえます。
土壌適応性は広く、ほとんどの土壌で栽培可能ですが、
特に排水性がよく肥沃な土壌だとなお生産性が高くなります。

◎選び方
葉付きの場合は、緑色が濃く、萎れなどなく、つややかである
皮のきめがなめらかで、つやがある
色は、品種独自の色を呈している

◎保存方法
葉や葉柄をつけておくと、そこから水分を蒸発し根も早く傷みます。
できるだけ早く葉と根を切り分けましょう。
貯蔵する場合は、根は密閉し、葉は水分を含ませたままポリ袋に入れ、
ともに冷蔵庫の野菜室へ入れておきます。

◎品種
●玉里
根の肥大が早く、扁円形の根形。「す」入りは極めて遅い。
肉質は軟らかく、織密。
●早生ひかり
根の肥大が早く、扁円形の形をしている。春の出荷時期が多い。
●はくれい
根形は扁円で、尻流れが少ない。肉質は織密で、「す」入りは少ない。
葉は、濃緑で欠刻が少ない。
かぶ独特の臭みは少ないため、一夜漬け等に適する。
●大野紅カブ
北海道在来種。漬け物用の利用が多い。根重が300gで流通している。

続きを読む

スポンサーサイト



プロフィール

エゾリス

Author:エゾリス
北海道苫小牧市在住

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
米 (8)
アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク